親孝行続編。午後の新幹線で福岡へ戻る義母の希望で宇治平等院へ。私も久しぶりだったのですが、今年の3月に新しい資料館がオープンしていました。その名も鳳翔館。いやぁ、これは楽しいですよ。なんといっても、「雲中供養菩薩」の展示が面白い。これは、本来鳳凰堂に飾られていたものを、博物館にうつして見やすくしたものです。本尊の阿弥陀如来像と共に定朝の作といわれていますが、躍動感があって楽しげで、時間を忘れて見とれてしまいます。母は女学校の修学旅行以来何度も京都へきていますが、「ひょっとするとこれが最後?」という気分があったのですが、少し足が衰えたとはいえ予想以上に元気で安心した次第です。
2001-05-20
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