月別アーカイブ: 2003年7月

2003-07-08

 今朝も出がけは雨,もちろん,先日購入した「尾鷲傘」を持って出かけました.で,帰りのこと.京都駅に戻る頃には,久しぶりにまぶしい日差しが射していました.ここぞとばかりに,大急ぎで自宅へ戻り,ガレージ一杯に10本の傘をひろげました.何しろ,よく降るので,傘を乾かす機会がなかったのです.いやぁ,気持ちいい!
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2003-07-07

 七夕ですね.午後になって,少し日差しが差し込んだ時もあったのですが,夕方くらいからやはり雨になりました.この分では,星は見えませんね・・・と言いつつ,疲れもあって風呂にも入らずに寝入ってしまいました.しかしよくしたもので,夢の中で久しぶりに実家へ戻っていました.そして夜空には満天の星!こどもの頃は天文学にあこがれていたので,毎晩星座盤と懐中電灯を持って,自宅側の猪名川の橋上で星空を見つめていました.40年近く昔の話ですが.
 松阪大学サッカー部が初めての全国大会出場,今日がその試合日でした.東京学芸大学に1−3で敗れました.お疲れ様.

2003-07-06

 二日前の帰途,乗換の近鉄八木駅構内の書店で,北村薫『リセット』(新潮文庫)を買いました.北村薫と宮部みゆきは,文庫で出ているものはほとんど読んでいます,というか,単行本が出ても文庫化されるまで待ってから読むという作家です.この『リセット』は,いわゆる「時と人の三部作」のうち,『スキップ』『ターン』に続く三番目の作品で,単行本は2001年1月に新潮社から出ています.朝ご飯を食べて洗濯を済ませてから,一気に読んでしまいました.
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2003-07-05

 長男のガールフレンドの職場(本屋)で販売ノルマがあるということで,『京都の大路小路』(小学館)をまとめ買いし,友人達に押し売りしています.この本は,洛中洛外の157の「路」の歴史を解説したものです.我が家は「七条御前通り」にあるのですが,以前から「御前通り」は「何の御前?」という疑問があったのですが,この本の解説で疑問が氷解しました.「北野天満宮の御前の道」という意味だったのですね.ただ,これは近代以降の通称で,平安京の時代には「西大宮大路」と呼ばれ,大内裏の西側の大きな道路で,幅員二四メートルに達するものであったとか.現在の「御前通り」は二車線の道ですが,すぐ東側には「旧御前通り」があって,これは自動車がやっと一台通れるような狭い道.由緒ある通りなのですが,平安京の時代に比ぶべきもない今日の姿です.

2003-07-04

 2限目の環境情報論,5限目の卒論演習と,前期最後の授業でした.来週の水曜日で前期の授業が終了,補講期間を経て,14日(月)から前期試験が始まります.もっとも,卒論演習に関しては,まだ題目が決まらない学生がいるので,試験期間中に個別ミーティングをしなければなりませんが.

2003-07-03

 紀和町丸山の北さんから,写真が送られてきました.5月の千枚田の田植えの時にお邪魔したのですが,その時に一緒になった早稲田の中島先生と私たち夫婦の記念写真を送って頂いたのです.面白かったのは,同封されていたもう一枚の写真.北さんは,千枚田復田作業が一段落した後,交流のある写真家の仲間に声をかけて,保全作業を続けています.その仲間の田植えの様子を撮った写真を頂いたのです.なんと,全員昔ながらの蓑と笠を身につけての田植え.大変面白いパフォーマンス,さすがに絵になりますね.

2003-07-02

 2限目の講義終了後,昼食の後三重県環境部来訪.環境基本計画の改訂作業についての打合せ.その後,15時から市内の「マリベール平安閣」にて「松阪地区高等学校PTA研修会」へ.「世界遺産を考える」と題して話をしました.世界遺産とは何か,熊野古道が世界遺産登録へ至ったプロセス,それが地域に対して持つ意義,克服すべき課題などについて話をしました.終了後,お招きを頂き,厚かましいことに懇親会へ参加させて頂きました.旧知の方も含めて,多くの先生方と面識が出来たことは収穫でした.つたない話におつき合い頂いた参加者の皆さん,準備にご苦労された宮川高校の皆さん,どうもありがとうございました.

2003-07-01

 いつもの阿吽坊で,上賀茂の野菜生産農家の田鶴さんを囲んで,阿吽坊の夏野菜料理を楽しむ会を持ちました.田鶴さんとは初対面だったのですが,野菜に限らず,食べ物全般に大変見識が深く,また,いろんな地域事情をご存じであることにも驚かされました(だって,紀和町をご存じでしたから).