祈りの道

 紀伊山地の霊場と参詣道が世界遺産に登録されたことで、いろんなメディアが取り上げてくれています。いろんなイベントも行われていますが、大阪市立美術館で開催されているのが、「祈りの道」。吉野・熊野・高野の名宝を一度に集めた展覧会・・・、という触れ込みなのですが、やっと今日になっていくことが出来ました。

 圧倒されたこと、二つ。一つは人の多さ。日曜日ということもあるのでしょうが、本当に大勢の人が来られていました。もう一つは、ポスターにも使用されていた、金峯山寺の「木造・蔵王権現立像」。高さ4メートルを越える巨像の迫力は凄い!思わず「ごめんなさい」と言ってしまいそうなほど。これだけでも、行ったかいがありました。
 今や、この手の展覧会での音声解説サービスは欠かせませんね。入り口で500円を払うと、ヘッドフォンが付いた端末を貸してくれます。展示物の前で指示された番号を入力すると、その展示の解説が音声で流れてきます(全ての展示物ではありませんが)。今日のような大勢の人と一緒に鑑賞する場合には、パネルの解説を読むこともままならず、そんなときには本当に重宝します(もっとも、同僚のK先生のような聴覚障害の方に、どのような鑑賞の手だてを工夫するかは難しいですが)。
 大阪市立美術館は天王寺公園の中にあります。往路はJRで行きました。公園入口でたたずんでいる時に、急に背中をたたかれました。振り返ると、何とそこには熊野市の花尻先生!聞けば、古道語り部の方々の研修で、昨晩は吉野に泊まり、今朝からこの展示を見に来られたとか。いやぁ、悪いことは出来ませんなぁ。どこで誰に見られているのかわからない。隣にいたのがツレアイで、正直ほっとしました。
 帰路、美術館から動物園の方へ出て地下鉄に乗り、淡路で乗り換えて河原町。少し遅めの昼食を、お気に入りのビールが飲める新京極の KirinCity へ。休日のビールは効きますな。いい気持ちになって帰宅しました。

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