第4回 京都  清水老舗小路寄席

●第4回 京都  清水老舗小路寄席(2005年12月14日,「松葉」)
 夕飯の準備を手早く済ませてから,長男と一緒に落語会へ.車で向かったのですが,日曜日に清水寺の夜間拝観が終了していることもあって,意外なほどにすいすいと.駐車場をお借りした阿吽坊までは,わずか15分.時間が余ったので産寧坂を上がって清水寺まで.時間をつぶしてから訪れたのは「七味家」向かいの「松葉」.会費を払い,にしん蕎麦を頂いてから,長男は初めての生落語でした.会場は「松葉」の3fのテーブルを取っ払って椅子を並べ,厨房に通じる階段に高座をしつらえて,客席は65席ほど.半分以上は「身内」かと思うくらい,親密な雰囲気でした.

子ほめ 桂さん都
まだ入門して日がないとのこと,精進をお願いしたいと思います.視力のせいか,噺の中で目を細めて相手に話す場面が度々あって気になります.16分
住吉駕籠 桂都丸
風邪が治りきらないとかで,途中何度も咳き込んでいたのは気の毒.それでも,中学・高校時の修学旅行体験は,私と同級生ということもあって,何度も笑ってしまいました.噺としても,登場人物が多くて中級以上のネタですが,上手くなっていると思います.ただ,マクラに調子がのりすぎて,57分の長講になりました.
中入り(10分)
まめだ 桂都丸
故・三田純市さんの作品.小粋な噺です.しかし,今日の体調ではちと気の毒なネタですね.ちゃんとした状態でさらりと語って欲しいネタ.20分.

会場の特殊性もあったのですが,話の途中で「関係者」らしき人が何度か演者の背後を横切る場面がありました.金を取ってやる会ではあってはならないことです.プロの仕事をしてくださるよう,強くお願いしたいところです.

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