東紀州活性化大学OB会に招かれ,久しぶりに懐かしい顔ぶれと楽しい時間を過ごすことが出来ました.講演会・懇親会・二次会,今日は朝から丸山の北さん宅を訪れ,「さつき」で温泉に入り,「まえ田」(新宮市)で昼食,オーシャンアローで帰宅.皆さん,お世話になりました.なお「くまどこ」にレポートが掲載されています.
昨日のプログラムは以下の通り.
東紀州活性化大学OB会 講演会
- 日時
- 2006年2月18日(土)16時30分〜
- 場所
- 熊野市ふれあいセンター
- あいさつ
- 東紀州活性化大学OB会会長 田野栄一
- 東紀州活性化協議会事務局長 千代世正人
- 東紀州活性化大学学長(尾鷲市長) 伊藤允久
- 講演 「活性化大学のこれまで,これから」
- 三重大学人文学部 安食和宏
- 講演 「豊かさを考える」
- 千里金蘭大学人間社会学部 寺口瑞生
- お礼の言葉
- 東紀州活性化大学OB会副会長 芝崎裕也
- 記念品贈呈
- 閉会
京都発11時50分の近鉄特急で松阪へ,ワイドビュー南紀に乗り換え熊野市着.安食さん,それに2代目事務局長のT橋さんもいっしょ.迎えの車で会場に着くと,懐かしい面々が次々と.初代事務局長だったM島さんがおられたのにびっくり.定刻をやや過ぎて講演会の開始.
安食さんからは「東紀州活性化大学の実験と実践」(三重大学人文学部文化学科『人文論叢』第22号,2005年3月)を用いて,これまでの活動の流れを振り返り,今後に向けての提言がなされました.私からは,近頃の講演ネタである『豊かさを考える』として,東紀州の地域イメージの転換,経済的指標にとどまらず社会的指標が重要であること,そして地域の豊かさとは「多様な社会関係」が存在することであり,個人の豊かさとは「地域生活を楽しむ」ことであることを強調しました.
終了後は,花束と記念品(入鹿窯の器)をいただきました.少し照れましたね.すぐに場所を「みはらし亭」(かつての定宿)に移しての懇親会.いろんな方と話をしていたので空腹のまま酒ばかり.いかんなぁ.
二次会に移動したのですが,奥熊野宿管理人さんに迎えに来てもらわねばならないので,すぐに抜けて「恋子」で待機.持参したちりめん山椒でご飯をいただく.奥熊野宿へ着くとすぐに,急な仕事でOB会に出席できなかったS子さんが,お手製のからすみと天むすを持参しての陣中見舞い(?).私の方は懇談中に先に寝入ってしまいました.ゴメンナサイ.
同宿したsatoshi-kさんの準備してくれた朝食を頂いてから,丸山千枚田へ.あいにく北さんは不在で奥様に土産を渡してご挨拶.一時期は体調を崩されていましたが,だいぶよくなられたようで少し安心.
いつものように山道を抜けて熊野川町の「さつき」でお風呂へ.懇意にしていただいたT支配人が先日亡くなられたとのことでびっくり!体を洗い,ひげを剃り,さっぱりとしたところで新宮市内へ.駅で切符を確保してから「まえ田」で昼食.お寿司を頂きました.メニューが豊富な店で,夜に来れば楽しそう.
オーシャンアローでは中島みゆきを聴きながら,うとうと.車窓はすでに春の気配.慌ただしくも充実した週末でした.活性化大学関係者の皆様,大変お世話になりました.あなた達との出会いとネットワークは,私のかけがえのない財産です.ありがとう.みんな元気で.