連休の間に読もうと,小林聡美の文庫本を5〜6冊買っておいたのです.しかし,休み中には1冊も読めず,やはりこの手の本は通勤車内でしか読む時間をとれないのですね.で,今日の大阪市内への出張の往復車内で読了.帰りの電車内で思わず笑ってしまったのが,文庫版122ページの「おめざ」というエッセイの冒頭.
もともと寝起きはいいほうで,起きてすぐにでも牛丼やカレーライスを食べられるというのが私の自慢の一つであった.
自慢じゃないですが(自慢することでもないですが),私の「売り」のコピーは「朝起きて3秒後にすき焼きで宴会の出来る男」なのです.どんなに遅くまで騒いでいても朝はきちんと起きられるし,食欲がないなどということはありません.だからどうと言われても困るのですが,とにかくこの一節を読んで,妙に嬉しくなったことでした.