紀南健康長寿推進協議会が開催する「いきいきまちづくり塾」、第2回目が開催されました。今日からは、塾生が自分の生活史や思いを話題提供し、それに基づいてみんなで話し合うという進め方です。
トップバッターは、Tさん(熊野市二木島町)。毎年の学生実習でお世話になっている方ですが、今回は、自分の子供の頃の遊びや家族関係の話、とりわけ、二木島地区に豊富に残る「猪垣」にまつわる思い出話が感動的でした。二番目は、Mさん(御浜町志原)。新宮に生まれて御浜町で保母として働いてきたご自身の生活史を語っていただきました。話の中で東南海大地震の話題がでましたので、当時の思い出をよく記憶されているTさんに、二木島における津波の状況を補足的に語っていただきました。
次に2班に分かれてのグループワーク。それぞれ、近くに住んでいるにもかかわらず、地域や世代を越えた情報伝達がいかになされていないかを痛感し、同時に、そのためのしくみづくりの必要性と、この場をそのような機能を持ったものとして活かしていくことが重要であるということを確認しました。
2001-07-17
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