2003-05-18

 丸山千枚田田植えの集い.朝9時過ぎに丸山に到着.早速受付を済ませていよいよ田植え.試験的なオーナー制度の実施から数えて早10年.ずいぶんと時間がたったし,いろんなことがありました.しかし,ここへ来ると年に一回しかお会いしない方々との出会いが楽しみです.声をかけて下さった方は,Y新聞のM田さん,K新聞のS崎さん,世界遺産担当のN村さん,O診療所のM波先生,保母さんで今日はスタッフのO植さん,K野警察の若手諸君,波田須の徐福伝説を追うY田さん,などなど.さらに,全国各地からオーナーが集まってきて,いよいよ田植えが始まります.

 例年はゼミの学生を連れてくるので,私は指示を出すだけ.しかし今年はカミサンと二人だけ,ということで,早速稲束を撒いて,田植えの準備.どうやら,お天気も持ちそうです.私に割り当てられている田んぼは3年連続で同じ場所.丸山では小さな田んぼが多いのですが,その中ではかなり広い方です.学生たちと一緒の時はあっという間に終わってしまうのですが,二人ではそれなりにやりがいがあります.しかし,カメラマンの多いことと,取材陣の多いことには驚かされます.比較的早い時間に始めたこともあって,大勢のカメラマンの格好の被写体に.おまけに,メディアの取材も数件,いやはや,大変です.ま,何とか2時間近くかけて植え終わりました.
 田植えが終わってから,いつも学生実習でお世話になる北さんのお宅へご挨拶に.これもたまたま来られた早稲田大学の中島先生(『日本の棚田』の著者)と遭遇.今まで何度かすれ違いでしたが,やっとご挨拶できました.その場ですぐに「棚田学会」への加入を促され,先生の熱意に負けて加入することに.北さん宅はお祭りのように,大勢の来客です.庭では早速バーベキューを始める組も.私たち夫婦と,二木島漁港から鰹を持ち込んだsatoshi-kさんは,台所に上がり込んで魚をさばき(むろん,satoshi-kさんの仕事です),家族用の食事テーブルで北さん夫妻,息子さんと乾杯.楽しい時間を過ごすことができました.しかし,帰路の車の中では,時間がたつにつれてお尻の下の筋肉が強ばってきました.明日,歩けるやろか?

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