2003-07-24

7月24日 2003-07-24 22:15:38
 少年補導委員の仕事のひとつに,夏休み期間中の町内夜間パトロールがあります.「少年」といっても私の住んでいる地区には小中学生はほとんどいません.しかし,一緒に回った他の委員さんたち(小・中の役員さんや町内会の方達)にとっては,ほとんどの方がここで生まれ育った方ばかり.近所の路地をぐるぐると歩きながら,いろんな面白いお話が聞けました.これについては,少し時間をかけながら資料化していきたいと考えています.

 さて,パトロールですが,時間は午後9時から10時までの一時間.しかし,この間,子どもたちの姿はありません.近頃のことですから,外に出ているとしても,コンビニやビデオショップなどでたむろしているのでしょう.担当地区内にはほとんどそういった箇所がないのです.ただ,大事なのが「外灯のチェック」.蛍光灯の切れてしまったものや切れかかっているものなどがあれば,番号をチェックして報告するのです.これが実は面白い作業です.というのも,もし一人で懐中電灯を照らして電柱をのぞき込んでいるとしたら,絶対「変なおじさん」としか見られませんよね.でも,大勢で拍子木を鳴らしながらぞろぞろ歩いていると,ご近所の方には「ご苦労様です」と挨拶されることはあっても不審がられることはありません.
 電柱には電力会社・電話会社の管理番号を記した「標識」が取り付けられています.ところが,「外灯」に関しては市の土木事務所の管轄だとか.ところが,その管理標識が外れている場合が意外に多いのです.今回も3カ所で問題を発見したのですが,そのうち2カ所には標識がありませんでした.また,標識そのものも古いものが多くて,管理番号が読みづらいのです.
 そんなこんなで一時間,仕事を終えたツレアイも駆けつけて,普段なかなかお話しする機会のないご近所の方々との夜間パトロール,新参者の私たちにとっては,有り難い機会を提供していただいたと感じています.

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