千里金蘭大学人間社会学部人間社会学科(長いなぁ:wink:)の京都検定プロジェクト,第1回のフィールドワークを開催しました.今回は,「平安京の歴史空間を歩く(1)」,終い弘法でにぎわう東寺東門前に集合し,羅城門跡・西寺跡からローム本社のイルミネーション見学というコース.風邪のために参加者が少なくなりましたが,私自身も久しぶりのコースなので,楽しくまた懐かしい時間を過ごすことが出来ました.
まずは,九条大宮の交差点に立ちました.長男が生まれる直前に十条大宮にあった公団住宅に引っ越したので,このあたりは自分の庭のようなもの.時刻は午後3時.ずいぶんと人の数は減っていますが,午前中なら写真を撮るのもままならぬ状態だったはず.
東門から中へ一歩はいると,この状態.驚いたのは,観光バスの団体客の多さ,それも外国人観光客がかなり来ておられますね.恒例の植木市は当然ですが,やはり終い弘法ということで,お正月に備えた黒豆や棒鱈などが目立ちます.お店をゆっくり冷やかす余裕もなく,南門へと向かいます.
南門を出て,九条通を西へ向かいます.平安京が出来たときは,北は一条通,南はこの九条通です.鳥羽高校の前を通過するとすぐに「羅城門跡」.通りに看板があって,少し北へはいると公園の中に碑がたっています.
デジカメが出来てから,フィールドでのメモの手間がずいぶんと軽減されます.まずは,ご自分で説明を読んでください.
さらに西へ向かい,「西寺跡」を捜します.以前いつ訪れたかも定かでない状態で,しかも畑の跡に住宅が建っていたりして,なかなか場所を思い出せません.ようやくたどり着いたのは,唐橋小学校の北.公園の中のこんもりした丘の上にぽつんと碑がたっているだけ.
こちらの説明板はいささか見にくいかも知れません.しかし,図が描かれているので判りやすいですね.朱雀大路を挟んで,東寺と対称的にたてられているので,五重塔の位置が逆になっていることが判ります.
西大路九条から北へ.七条通を西へ.いささかわかりにくい写真ですが,西小路を越えたあたりで道幅が急に狭くなっています.ここより東の七条通りは,市電を通すために拡幅されたのですが,ここから西は元のまま.つまり,昭和初期の七条通の様子が窺えるわけです.
東寺を出発して90分,五条佐井通りのローム本社へ到着.16時45分きっかりにイルミネーションがともされました.写真は点灯直後,まだ明るさが残っています.
ここでsampe氏と合流し,その後食事に向かいました.皆さん,お疲れ様でした.昨晩は早く寝てしまい,レポートが遅くなりました.
第1回京都検定フィールドワーク
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