2003-01-01

 ここ数年は、元日は阿吽坊のマスター宅へ年始にお邪魔して、そのまま宴会に入るというパターンを繰り返していました。今年は事情があってこのパターンは中止、結果的には、転居して初めての元旦を我が家で皆揃って祝うことができました。
 正月といっても特に変わったことはないのですが、暮れに届いた「茂じいのふるさと便り」のセットの中から、まずは注連縄を飾りました。その小ささ(?)が我が家の門扉にはぴったりです。 玄関を入ると、靴箱の上には鏡餅。これも茂じいセットから。注連縄も鏡餅も、我が家の小ささにぴったりのもので、とても満足しています。
 朝の雑煮を祝ってから、近所の氏神様にごあいさつに。今住んでいる辺りは「松尾大社」の氏子になります。松尾大社はたいそう大きな神社であり、氏子地区も大変広範囲にわたっています。私の地区はその中でもたいそう高齢化の進んでいる地区、祭の時には御輿担ぎも含めて協力を依頼されるのですが、いかんせん、ほとんど留守がちなので協力できずじまいです。その松尾大社の御旅所へお参りに。観光地ではないので、至って静かです。前を通る七条通もいつもの喧噪とは裏腹に、時折バスやタクシーが走る程度。 そのまま、東隣の梅小路公園へ。旧二条駅の駅舎を移設した建物はレトロな雰囲気に門松が映えて、とても風情があって落ち着きます。公園の中には犬の散歩をする人やジョギングをする人がいますが、皆さんご近所という感じ。とまれ、穏やかな元旦です。
 夜には、長男の友人も含めてみんなで食事。暮れに用意した黒潮鯛、友人の浜峰さんから大晦日に届いた伊勢エビ(!)をメインディッシュに、豪華なディナー。そして、今年の「屠蘇」に選んだ酒は、「都鶴」。大晦日にプラッツ近鉄の地下の酒売り場でうろうろ、結果的に選んだのがこの酒。なんでも近鉄が依頼して作った限定品と言うことですが、伏見の酒=甘口で頼りない、という私の先入観を見事にはずし、なかなか美味しくいただけました。
 食事の最中に三男が鯛の骨を喉に詰めてしまい、ツレアイの職場である南病院へ走りましたが、目視で分からずレントゲンにも映らない、ということで「胃カメラ」と「静観」の選択を迫られた三男は、即座に「様子を見ます」ということでそのまま帰ってきました。 いつもながら、年賀状の準備ができず、届いた年賀状をチェックしながらの返事書き。いささか疲れてしまい、早々に床に就いた元日でした。「都鶴」については、会社のホームページが見つかりませんでした。代わりに、伏見酒造組合のページをご参照ください。

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