毎月3枚(?)の予定で揃え始めた「特選米朝落語全集」.いささかフライング気味に追加注文してしまいました.本日届いたのは,第4集〜6集の3枚.そのうち,第4集には,「天狗裁き」「はてなの茶碗」が収録されています.昼食後に,早速視聴.いずれも1989年の収録ですから,声も十分で,落ち着いて聞くこと(見ること)が出来ます.
「天狗裁き」は,「夢の悋気」とも言われ,寝ながらうなされている夫を起こした女房が,「あんた,いったいどんな夢を見たん?」.夢など見ないという夫と喧嘩になり,そこへ隣家の男が止めにはいる.女房をなだめて外へ出し,「儂にだけ夢の話を聞かしてくれ」.またぞろ喧嘩になると,今度は家主が仲裁に.同じ展開で奉行所で西町奉行,そして最後は鞍馬の大天狗に夢の話をしろと言われ・・・.ま,話としては,すぐに先が読めてしまうのでつらいものです.言い換えれば,単純な話であるだけ,聴き手を十分安心させることが出来る演者でないと,最後まで引っ張っていくのが難しい話でもあります.
「はてなの茶碗」は,言わずとしれた京を舞台に,実家をしくじった大阪モンが一山当てようという話.昨年,京都市民寄席で笑福亭松喬さんで聞きました.これも,登場人物の茶金さんに貫禄がいるので,上手くてもあまり若い人がやると,そぐわない話.その意味では,いい時期での収録であったといえるでしょう.
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