ちくまプリマー新書という新しい新書が創刊されました.春休みに学生に推薦できる簡単な読み物を探すつもりで入った書店で偶然知ったのでした.5冊同時発売ということで,そのうちの4冊を買ってきました.なぜ5冊全部でないかというと,お金がなかったからです.で,最初に読んだのが内田樹『先生はえらい』.なかなかすごい本です.このシリーズは中高校生をターゲットとしているとのことですが,たいへん見事な書きっぷりです.私自身は中学生の頃から哲学書を読むのが好きだったのですが,当時このような本に出会っていたら,大変喜んで読みふけったでしょうね.平易な表現で,根源的に考えるという作業の「おもしろみ」が,十分堪能できる書物だと思います.ついでにといってはナンですが,同じ著者の『寝ながら学べる構造主義』(文春新書)とセットで読めばなおわかりやすいかと.
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