夢のような,また夢のような

 故・桂枝雀の追善落語会が全国各地で興行されています.京都・南座では先週末に行われたのですが,残念ながら行くことが出来ませんでした.NHK・BS2で5月27日に放送された「上方演芸ホール〜夢のような,また夢のような」という番組があります.先週NHK総合で再放送されたものをビデオ録画して,今夜,夕飯時に見ました.焼酎の酔いもあってか,私もまだ夢見心地です.

 冒頭に笑福亭仁鶴・桂三枝のインタビューが入り,その後3月28日に行われた東京・歌舞伎座での一門の口上.その後,枝雀一門のメンバーのインタビューを挟んで,過去のNHKでの放送の中から枝雀自身の高座が挿入されます.ネタは「つる」「貧乏神」.「つる」というのは,落語の入門編として私も高校時代に稽古したことがあります.
 結局,一門をのぞく噺家の中では,桂文珍のコメントのみが,落語家としての現在進行形の見方でしたね.一門の中では,勉強家の文我のコメントが結構でした.彼は真面目ですな.
 ちなみに,私が行けなかったチケットは,最終的には同僚のN本センセのところにわたったようで,本日お土産を頂きました.冷蔵庫に入れたままのモモとスモモ,風呂上がりにいただきます.ありがとうございました.

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