和菓子屋の息子

和菓子屋の息子—ある自伝的試み 通勤車内の読書,ここしばらくは小林信彦作品.これは,1932年生まれの著者の自伝.下町のモダニズム,生活に内在する批評精神,なかなか楽しめる本です.『小説新潮』連載時には「幻の町を求めて」というタイトルであったそうですが,改題して正解ですね.昨朝のモノレール車内で読了.

内容(「BOOK」データベースより)
東京市日本橋区、両国は鈴蘭通りの丁度まん中あたりに、九代続く老舗の和菓子屋、立花屋本店はあった。関東大震災で一度は壊滅したが、みごと再建なったその街と店とは、昭和20年の大空襲でまたもや消滅する。今度こそ幻の町になってしまった東京の下町と、下町の商家の暮しぶり、気質と言葉とを、立花屋十代目になる筈だった男がここに再現。ようこそ、失われた昭和モダニズム界隈へ。

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