訃報が続きます

 昨年の夏に義母が逝かれたのですが,その後も訃報が続きます.ま,さすがに50を越えた年齢からすれば,さしておかしくないことなのでしょう.先週は義姉が亡くなれれたばかり.しかし高校の同級生(=同い年)が亡くなったという知らせには,ちぃとばかりつらいものがあります.先日ここにも書きましたが,県立伊丹高校の同級生で野球部のエースだったK山君が亡くなり,その遺児が甲子園に出場するというニュースがありました.そして先ほど,そのK山君とバッテリーを組み,現在は同級生のメールによる連絡の幹事役をしていただいているK元君からのメールによれば,やはり同級生の旧姓N山さんが亡くなられたとのこと.そこに添付されていた友人の(もちろん私自身もよく知っている女性)メールによれば,だいぶ長く癌と闘っておられた様子.まずは,お疲れ様と申すぐらいしか,言葉が浮かんできません.

 私は彼女とは若干の因縁があるのです.高三の時,私の志望する大学の入学試験の朝,彼女も同じ会場にいることを知りました.N山さん自身は当時の(そして今も?)お嬢様にありがちな(失礼!)神戸女学院への進学が決まっていたのですが,京大文学部(仏文志望)を記念受験されたのです.当時は,京大入試は5科目で3日間の長丁場でしたが,その3日間すべてであったかどうかは定かではないのですが,とにかく,普段の高校生活では話したことのない様な話しを,試験後の河原町の喫茶店(六曜社だったか,古城だったか,あるいはmuse?)や阪急電車の中で,結構熱心に語り合った三日間でした.私自身は現役の入試を失敗し,一浪の後に京大へ進んで(途中は省いて)現在に至るわけですが,絵に描いたような「お金持ちのお嬢様」としてしか記憶に刻んでいなかった彼女が,長年癌と闘い続けてついに敗れた(もしくは,ついに安静を得た)という知らせには,ただただ呆然と聞き入るしかありません.しかし,彼女の青春時代に少しだけすれ違ったものとしては,お線香を上げ得ない分,こんな形でも記録しておくことが,(彼女はクリスチャンですが)供養の一端になるのではと,思いたいのです.N山さん,やすらかに.

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