記念日

 もう昨日のことになってしまいましたが,2限の「人間社会専門演習」の中で,学生に「今日は何の日?」と聞いてみました.数秒の間をおいて「パールハーバー!」と言ってくれた学生がいたので,少し安心しました.私のような職業では,授業や講演の時などに,ちょっとした小ネタのストックでずいぶんと助けられることがあります.「節気」のようなものもずいぶんと助かりますし,「記念日」などもちょっとした話の導入に便利です.先ほど薫さんのブログへお邪魔したら,12月9日は「障害者の日」であることを教えていただきました.

 例によってWikipediaでは,

障害者の日(しょうがいしゃのひ)は、 1975年12月9日国際連合の第30回総会において障害者の権利に関する決議(国連総会決議3447)が採択された日にちなんで、1980年11月28日に厚生省国際障害者年推進本部が12月9日を障害者の日とすることを決定した。

2003年12月3日公布された障害者基本法においても12月9日を障害者の日とすることが法律上定められたが、2004年の同法改正による障害者週間法定化に伴い条文から「障害者の日」の名称は消えた。

 ちなみに,障害者週間は12月3日から9日までの一週間です.
 Wikipediaには,日本の記念日一覧日本の週間一覧日本の月間一覧と,それぞれに楽しいページがあるのですが,外部リンクのところで「日本記念日協会」に出会ったのはびっくり.ここには,一日ごとに「協会認定の記念日」「その他の記念日」「記念日俳句」という三つのコンテンツが表示されています.いやぁ,楽しいですね,小ネタのストックに重宝しそうです.ちなみに,本日は「漱石忌」でもあります.

記念日」への2件のフィードバック

  1. 恐縮です。
    今はむしろ障害者週間のほうを書くべきだったかもしれませんね。
    パールハーバー、知ってくれていましたか。まさか「御木本幸吉の誕生日でしょ」とは言ってなかったでしょうね。
    漱石忌ですね。学生は漱石は読むのでしょうか?教科書で「こころ」の一部を読んで終わるのではなく、そこから始まってほしいわけですが。

  2. myon 投稿作成者

     わざわざお運びいただき,ありがとうございます.中学生の頃,岩波文庫の「百冊の本」(だったかな?)に挑戦した覚えがあります.しかし,ファラデーの「ロウソクの科学」以外はほとんどだめで,結局鴎外と漱石の全作品踏破に路線変更したことがありました.やはり,読んでほしいですよねぇ,時間をおいて何度も.

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