2003-01-12

 久しぶりに、紀和町丸山の北富士男さんを訪ねました。北さんは、前丸山千枚田保存会会長で、棚田の復田に最も貢献した方です。昨年夏には夫婦でお邪魔して念願の特製流しそうめんを頂きました。電話せずに直接伺ったのですが、畑へ出る前の準備中のところで、新年の挨拶をすることができました。

 北さんは自分自身で丸山千枚田の四季を写真に撮り続けておられます。年末に撮ったという、千枚田の向こうに雲海が漂う写真をパネルにしたものを頂きました。早速、書斎に飾ろうと思います。さらに、帰りがけにはご自宅の湧水池に自生する「わさび」まで頂戴しました。これと浜峰の鯛の開きを焼いて、お茶漬けをすれば最高です。北さんは自宅の池にメダカを放して、増やしておられます。メダカが泳ぎ回るような千枚田にしたいとの願いがあります。まだ薄氷の張った田んぼにも、元気に泳ぐ小さなメダカが確認できました。次回は事前にお願いした上で、前から気になっている千枚田の水の話をお聞きしようと考えています。

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