伊勢松阪ホルモンツアー

 6月1日(火)。職場の休みを頂いて、「伊勢松阪ホルモンツアー」を実施してきました。この企画は、阿吽坊の仲間たちとの懸案事項でして、店を臨時休業してスタッフ10名と私の計11名で伊勢までの日帰り旅行。お天気も回復して、スタッフの皆さんにはいい休日になったかな?

 近鉄京都駅に午前10時に集合、10時15分初の伊勢志摩ライナー(サロンカー)に乗り込んで、いざ出発。目指す宇治山田まではちょうど2時間の行程。このサロンカーは4人がけの座席が一組となっています。くじ引きで座席を決めようとしたのですが、従業員の慰労という当初の目的を達成するために、結局年寄り3名(!)が固まることに。いきなりビールを飲み出すようなこともなく、話に夢中になるうちにあっという間に伊勢へ。
 宇治山田からはタクシー3台に分乗してまずは内宮へ。驚いたのは、平日にもかかわらず、大層な人出。てきぱきと参拝を済ませた後で、まずは目的の一つのおかげ横町散策。自由行動にしようと言うことになったのですが、なぜか全員で「すし久」にあがりこんで、てこね寿司を注文。私は寿司をパスして生ビール。この建物は、明治4年の遷宮時の宇治橋の材料を用いたものとか。二階の部屋からは五十鈴川を渡る風が涼しく心地よい。風鈴の音も軽やかで、できることなら、ごろっと横になって昼寝でもしたい気分。
 続いては、これもお勧めの「おかげ座」。案外知らない「伊勢参宮とは?」という疑問に、ガイドさんの名調子が面白く応えてくれます。今回は若い女性がガイド役。名調子でテンポよく解説および案内をしてくれます。惜しむらくは、ハンドマイクの使い方にもう一工夫ほしいところ。もう少しゆっくりとしゃべることとスピーカーの向きに配慮を。
 若いメンバーは、事前学習が行き届いていて、コロッケ・ソフトクリーム・人形焼きなど、「大丈夫?」と心配するほどよく食べます。そして仕上げは、「伊勢うどん」。ほとんどの方が初体験。ま、一度は味わって頂かなくては。滞在予定時間を引き延ばしても、もう少し遊べる感じですね。私はテーマパークの乗り物やイベントには何の興味も引かれませんが、ここは一日いても飽きません。それでも、後の予定もあるので15時30分頃にタクシーで宇治山田まで戻りました。
 続いて、電車で松阪まで移動。二番目の目的であるホルモンツアー。今回の場所は松阪駅裏の「宮本屋」。あれだけ食べておいて大丈夫かな、という心配は杞憂に終わりました。ま、みんなよく食べます。私としては、タン塩と並んでお勧めの「ハツ」(心臓)がなかったのが残念でしたが。途中でマスターの携帯に連絡が。阿吽坊移転時に厨房器具をお願いした松阪の「新橋」から電話。ホルモンの後みんなでおじゃますることに。
 私にとっては懐かしい三重高通り沿いのこの店は、厨房器具などを扱うお店。広い店内には、商売用の様々な器具が並んでいます。さすがに、食べ物の店で働く人たちなので、スタッフ一同仕事用やプライベート用も含めて、いろいろと注文・購入していたようです。
 新橋から松阪駅へ戻るとドンピシャで特急が。手早くチケットを購入して何とか乗り込みました。当初予定していた最終の直通には間に合わなかったのですが、京都駅着が21時20分、無事今日のツアーは終了。皆様、お疲れ様。楽しんで頂けたでしょうか?

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