K先生のこと

 ツレアイの勤務先の医師で,現在は「老人保健施設ぬくもりの里」の施設長であるK先生の「介護老人保健施設事業功労者表彰祝賀会」が今夜開催されました.出席したツレアイが持ち帰った記念論文集の中に,「劣化ウラン弾とイラクの子どもたち」という講演の記録が掲載されていました.奥付を見ると,なんと「2005年10月29日千里金蘭大学学園祭で講演」と.

 当日私は野菜とミカンのテント販売で終日外にいましたが,K先生が大学の建物に入っていかれる姿を見かけたのです.しかし,長い間お会いしていないし,そのような講演会があることも承知していなかったので,「他人のそら似かなぁ」と勝手に納得し,確認せずにそのままに.先ほど帰宅したツレアイから聞かされて改めて思い出しました.
 K先生ご自身の記述によれば,1951年に当時京大生で先生たち京都の学生が中心となって,丸物百貨店(現在のプラッツ近鉄)で10日間に及ぶ「総合原爆展」を開催し,3万人の市民が会場を訪れ,街頭の小原爆展を見た人は10万人に達したと.その時の体験が核兵器廃絶の運動につながり,上述の講演会のように,今日に至るまで関心と研究,運動を続けてこられたのです.
 2004年11月11日に全国老人保健施設協会会長賞,2005年8月31日には厚生労働大臣賞,いずれも京都府では初めてとのこと.先生は1930年に台湾でお生まれになって,現在は75歳.これまでの真摯な実践と高潔な人格に敬意を表すとともに,ますますお元気で活躍されることをお祈りします.

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