月別アーカイブ: 2004年9月

台風21号

 一昨日の夜から、台風の影響で紀伊半島ではかなりの雨が降っています。昨日はnetfarmさんが「くまどこ」で提供される情報だけでは飽きたらず、直接電話して、東紀州の状況を聞いていました。テレビでは、宮川村の惨状も放映されています。一週間前の社会調査でお世話になった方々のお顔が浮かびます。被害がひどくならないことを祈るばかりです。
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来客

 2限目の授業前に来客5名。8月29日に行われた(私も招待を受けて出席しました)「太陽の塔 世界遺産への道を考える」フォーラムを開催された「太陽の塔世界遺産推進協議会設立準備会」の皆さんでした。台風の影響で雨が激しく、道路の混雑もあってほとんど一言二言お話しする程度の時間しかとれませんでした。私の方からは、太陽の塔はシンボルとしては重要だけれども、太陽の塔を含む万博公園全体が多様な存在意義を持つこと、そこに関わる人々を増やしかつネットワークすることの重要性を申し上げました。来年度の社会調査法および演習を利用して、学生諸君と一緒に万博公園を一つのフィールドとして活用できないかと考えています。

沙門空海唐の国にて鬼と宴す

沙門空海唐の国にて鬼と宴す 巻之四 夢枕獏の大作が完結しました。著者の後書きによれば、「一行目が書き出されたのが、1987年12月」とか。『月刊SFアドベンチャー』『季刊SFアドベンチャー』『問題小説』『小説工房』『問題小説』と、発表の舞台を転々とした作品の単行本の最終巻(巻ノ四)の一刷の日付は2004年9月30日。17年近い時間が経過していることになります。

 ちなみに、同じ著者の『陰陽師』が書き出されたのはこれよりさらに一年前。しかし、すごいパワーです。ここしばらくは、この本を読むために、通勤電車をあえて『普通』にして空いた車内で読みふけっておりました。道理で目が疲れるわけだ。
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後期が始まりました

 後期が始まりました。例年のことではありますが、今度こそはちゃんと準備して・・・と、まぁ、今更言うてもしゃーないことですが。後期は、前期同様二つのクラスに社会学基礎の授業を計4コマ。前期で不可になった学生がそれぞれ2名ずつ含まれています。今日はオリエンテーション。スケジュールや評価方法、欠席時の扱いについて説明した後、自己紹介をかねて、金蘭のウェブに掲載されている私のプロフィールをプリントして配布、教材として利用しました。
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入之波温泉

 昨晩は、体調不良のnetfarmさんを肴に、satoshi-kさんと二人でワインを2本。朝起きてsatoshi-kさん手作りの豆腐とミョウガのみそ汁で朝ご飯。当初は「きなりの湯」から尾鷲でランチという計画でしたが、風呂の開く時間が遅いということで、私を橿原神宮まで送る途中で開いている風呂があれば入る、という方針を立てて奥熊野宿を出たのが8時30分。今まで入ったことがないところということで選ばれたのは川上村の「入之波温泉」。これで、「しおのは」と読みます。国道169号線から川向こうの斜面に位置する「山鳩湯」へ行ったのですが、淡黄褐色の歴史のありそうなお湯は、なかなか気持ちのよいものでした。山歩きされる方などに、よく利用されているようです。600円。
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東紀州活性化大学閉講式

 1994年10月から始まった東紀州活性化大学、第10期生の閉講式が紀北県民局(尾鷲市)で行われました。メインイベントは、受講生の成果発表。今年の研究テーマは「東紀州の食を探るー古道のマチで出会う味」。「魚料理」「汁物」「ごはん・漬け物」「デザート」の四つの班に分かれての研究成果の発表がありました。みなさん、時間をやりくりしての取材や食材採取の苦労がよく伝わってくる労作です。嬉しかったのは、料理の試食ができたこと。手長エビ、鮎、ぎょうざ、パンなど工夫を凝らした手作りの料理が主席者に振る舞われました。どうもごちそうさま。1年前のスタート時からだいぶ人数が減りましたが、それだけ仕事や家庭とのバランスをとることが難しいのでしょう。修了生の皆さん、本当にお疲れ様でした。
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Back to Campus

 夏休みは今週で終わり、来週から後期の授業が始まります。ということで、人間社会学科では、学生たちを集めて後期に向けてのオリエンテーションを実施しました。学科長が出張のため、ライオン丸ことF先生の進行で始まりました。今日のメニューは、・前期の活動報告・後期の「学習計画」の説明・4つのコースの内容紹介・特別講義「恋愛について」(A教授)・ミニパーティー
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彼岸の中日

 ふと気づけば、日の暮れるのがすっかり早くなりました。もう、お彼岸なのですね。さすがに疲れていて、夜中に目覚めた後、再び眠ってしまいました。7時過ぎに目覚めてからは、午前中はウェブのメンテナンス、午後は読書と昼寝。結局、一歩も外へ出ないままに日が暮れてしまいました。実習のドライバー役としてサポートしてくれたY君(ミュージシャン)のウェブサイトを訪ね、CDを2枚注文しました。ご本人は何事もゆっくりとしたペースで、大変魅力的な暮らしを営んでいらっしゃいます。アルバムが届くのが楽しみです。明日は非常勤を休んで、本務校の後期オリエンテーション、終了後打ち上げあり。明後日は活性化大学終了式で尾鷲、泊まりは奥熊野宿。あっという間に夏休みが終わろうとしています。

合同社会調査実習四日目

[2004-09-22]実習もいよいよ最終日。朝食の後は、全員が研修室に集まって、各班ごとにパワーポイントを用いてのプレゼンと、教員・チューターによるコメント。どの班も、短い期間でよくもこれだけまとめたなぁと、感心するくらい立派な内容でした。8時30分に始まった報告会は、途中10分の休憩を挟んでちょうど12時に終了。宿舎でカレーライスの昼食を済ませ、帰路に。
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合同社会調査実習三日目

[2004-09-21]実習も三日目。いよいよ佳境に入ってきます。学生たちの聞き取り作業は今日の夕方まで。夜は懇親会をして、明日は各班ごとの発表となります。午前中は、新鹿班がお世話になっているYさん宅へ挨拶に出向くも、生憎とお留守。遊木の浜峰加工場で婦人にご挨拶。その後、satoshi-kさんの車に乗り換えて、神川町でT君に挨拶。彼は東紀州活性化大学の二期生です。その後、FM両氏、チューターのS・Y両君を同行して紀和町へ。布引の滝を見学してから丸山の北さん宅へ。あつかましくも、全員で庭先の流し素麺ならぬ「廻し素麺」のご馳走になりました。北さん宅の名物となったこの素麺、何度食べても美味しいものです。婦人が体調を崩されているとかで、ご挨拶は遠慮しましたが、少し心配。
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