月別アーカイブ: 2005年10月

寝床/代書

桂 枝雀 落語大全 第一集 米朝全集の30巻が何とか揃い,つぎは枝雀です.今回は「落語大全」の第一集.収録作品は,
寝床(1986年10月13日放送,TBS「落語特選会」より)
代書(1992年3月14日放送,関西テレビ「米朝一門会」より)
 南光さんの「解説」がついています.ツレアイは芝居の打ち上げで遅いので,我慢できずに一人で見はじめました.

百花繚蘭祭(二日目)

オークション風景 昨日とはうってかわって,大変気持ちのよいお天気です.模擬店もイベントも,今日は予定通り行われます.私の方は,昨日は「東南アジアの野菜売り」(by sampe氏)という評価を受けたので,今日はポンチョをまとって「アンデスのジャガイモ売り」というコンセプトで登場.しかし,米を除けばほとんど販売すべき商品がなくなり,お昼で店じまいしました.


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おろし金

おろし金 数日前に偶然見つけた匠の箱というサイト,一昨日届いたうすはりグラスに続いて,昨日はおろし金が届いていました.以前から欲しかったのですが,専門店まで買いに行く機会がなかったので,早速購入.持つとずっしりと重くて鋭い歯がとがっています.帰路には必ず大根を買って帰ろうと思います.

百花繚蘭祭(一日目)

元気な野菜 朝から激しい雨でしたが,徐々に雨脚が弱くなり,昼頃にはやんでくれました.2年目の学園祭,淡路島の米・熊野のミカン・信州の野菜を販売しました.とはいえ,学生相手に売れるものではないので,大半は学内の職員さんがお客様.唐辛子の色が目を引きます.


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華岡青洲の妻

華岡青洲の妻 昨日の電車内で読み切れず,昨晩寝る前に読了,というか,読み終えるとすぐに寝てしまったようで,今起き出しました.ストーリーは有名なので読む前から知っていましたが,驚いたのは「注解」の多さ.単行本は1967年2月に新潮社から,文庫本は1970年1月.さらに,文庫本の解説がなんと和歌森太郎.もはや「古典」か.

久しぶりのJR

 学園祭直前でバタバタしていた夕方,明日の法事のために今夜中に東京へ帰らねばならない播磨やさんのご提案で,大学前からタクシーを拾って一緒にJR茨木駅へ.普段は阪急で通勤する身なので,タクシーがどこをどう走っているのか,ほとんどわかりません.それでも予想外にスムーズな走りで駅に到着.すぐに入ってきた快速に乗り,高槻以降は各停.京都駅の一つ手前の西大路駅で下車して徒歩で帰宅.予想外に早く帰ることが出来ました.
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米朝,吉朝の会

●米朝,吉朝の会(2005-10-27)
 2限目の授業を終了し,コンビニのサンドイッチを食べ,午後は教授会と学科会議.学園祭直前の準備であわただしい中,夕方職場を出て向かったのは初めて訪れた国立文楽劇場吉朝さんの復活を待ちわびたファンで,場内は補助椅子の出る大盛況でした.
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香華

香華 有吉佐和子さんが,『婦人公論』の61年1月号から翌年12月号まで連載されたもの.文庫本で600ページを越える長編ですが,一気に読んでしまいました.『紀ノ川』と同じように紀州の旧家に生まれた女性を登場させて,明治から昭和までの時代と女性の生き方を描いています.「家」や「地主ー小作」関係などは職業柄理解できますが,着物だけはついていけません.生地や模様,縫い方,着方など,連載当時の女性たちには何の抵抗もなく,当たり前のこととして受け止められていたのでしょうか.学生たちからの提出物がなかなか届かないのをいいことに,本来電車内の読み物であるはずなのに,午後の半日を費やしてしまいました.


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