月別アーカイブ: 2005年11月

K先生のこと

 ツレアイの勤務先の医師で,現在は「老人保健施設ぬくもりの里」の施設長であるK先生の「介護老人保健施設事業功労者表彰祝賀会」が今夜開催されました.出席したツレアイが持ち帰った記念論文集の中に,「劣化ウラン弾とイラクの子どもたち」という講演の記録が掲載されていました.奥付を見ると,なんと「2005年10月29日千里金蘭大学学園祭で講演」と.
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熟年のたわ言 〜叔父の随想〜

 私の母の妹の夫,M田正さんが11月28日(月)午前9時0分に亡くなられました.今夜は通夜,明日の昼に葬儀が行われます.亡父の一周忌に編んだ小冊子「父のよすがに」に寄稿いただいた叔父の随想を掲載します.長年失礼をし続けた私には他に出来ることとて思いつかず,供養の表現とご容赦ください.
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合同補充調査

 27日(日)〜28日(月)の二日間、合同社会調査実習の補充調査、お天気に恵まれて無事終了することができました。京大・関学あわせて28名の参加ですが、現地サポータのバックアップ、院生諸氏の柔軟な対応、そして何よりも8年目ということで調査の実施プロセスがほぼマニュアル化されたこと。これらの諸点がうまくかみ合って、高齢化した教員にとっては、体力は年々落ちていくにもかかわらず、疲労感が年々軽減されていくことはありがたいことです。みなさん、お疲れ様でした。
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テレビの黄金時代

テレビの黄金時代 月初めに見た映画「Always 三丁目の夕日」以来,小林信彦のエッセイとつき合い続けています.東京の下町の人で落語に詳しく,かつ関西の笑いに通じているので,ついつい読んでしまうのです.どう考えても,私自身の職業選択を間違えているように思えてなりませんが.

三人噺

三人噺 志ん生・馬生・志ん朝 2001年10月に亡くなった志ん朝の一周忌に合わせて出版された,姉の美濃部美津子さんの聞き書き.志ん生,馬生,そして志ん朝という三人の噺家を支えた女性が語る一家の暮らしと想い出.ある時米朝が落語界の人間国宝に関する質問に,「志ん朝が生きていれば」と答えていたことを思い出します.巻末年表の馬生の生年が1938年となっているのは1928年の誤り.明け方読了.

鏡 我が学科のたまり場である「教材準備室」,今週末に迫ったイベントへ出演する「お染ちゃん」を囲んで,人形を使う学生たちが練習に余念がありません.手前にある鏡と櫛は,お染ちゃんの愛用品?


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いやぁ,何といぅか・・・

 夕方職場を出て,sampe氏,播磨やさんと一緒に秘密の任務.終了後は,阿吽坊で隣の学科のN氏も含めての食事会.ところが,sampe氏の高校時代の同級生の話題になったとき,やおら隣のテーブルの女性から「私,その方知ってます!」との声が.さらに話を進めると,今度はその女性が私の友人の同級生であることが判明.いやはや,世の中は恐ろしい!迂闊に悪口は言えません.
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和菓子屋の息子

和菓子屋の息子—ある自伝的試み 通勤車内の読書,ここしばらくは小林信彦作品.これは,1932年生まれの著者の自伝.下町のモダニズム,生活に内在する批評精神,なかなか楽しめる本です.『小説新潮』連載時には「幻の町を求めて」というタイトルであったそうですが,改題して正解ですね.昨朝のモノレール車内で読了.

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セカンドオピニオン

 モモタロウの口内炎がはかばかしくなく,食欲もありません.上鳥羽時代からお世話になっているM医院では,痛み止めの注射と飲み薬を出していただきますが,薬を飲ませるのが至難の業.注射をした翌日は調子がいいのですが,二日もするとまた痛み出す.結局,長男がネットで調べたより近くの獣医でセカンドオピニオンを聞くことにしました.
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