亀岡小ワークショップ

亀岡駅前 10月18日(月)、朝から子ども流域文化研究所のワークショップで亀岡へ行ってきました。普段は亀岡の街の中へ入ることはまれなので、以前京都府北部の高校訪問をする時に、レンタカーを借りるために立ち寄って以来かな。 スタッフは朝から学校で準備や打ち合わせをされていますが、私は街の中の「南郷公園」での合流。


 京都駅を8時25分(?)に発車する普通に乗ったのですが、正直驚きましたね。私にとって「山陰線」というのは週末に観光客が嵯峨や保津峡に行くために乗るものというイメージでした。ところが、朝は(当たり前だけど)通勤・通学の乗客でいっぱいだったのです。最初は「京都学園大」の学生かと思ったのですが(もちろん、彼らも少なからぬ人数がいますが)、京都駅を出て最初の「丹波口」でかなりの人が降りました(これは明らかにサラリーマン)。実は自宅の最寄り駅でもあるのですが、ツレアイに確認したところ、この人たちは「リサーチパーク」に勤務される方なのでしょう。 次に多かったのは「円町」です。こちらは、花園大学の学生が多いかな?あと、「嵯峨」でも若い女性が結構下車したのは嵯峨美の学生かな?ともかくも、朝の山陰線は京都から京都府北部へ行くというよりも、京都市内の移動によく利用されているという事実に少し驚いた次第です。
 さて、亀岡小学校では、5年生3クラスのワークショップ。全部で18班あったのですが、そこへ9名の京都精華大学の学生たちがサポートに入って、午前中2時間で街の中を、午後は学校で90分でマップ作り、その後は報告会という流れでした。ワークショップの内容は、一つは各班2枚ずつ配布された古写真を元に、現在の場所を特定して写真を撮ること。もう一つは、(主な聞き取り場所である)駅前商店街の方に水害時の話を聞くこととそれを活かした避難マップ作り。私は先週行われた事前学習に出ておらず、写真も見ていないのですが、何よりもサポートの精華大の学生たちの動きとスタンスの良さに驚きました。後で聞いてみると、野外活動などで子どもたちとつきあう経験を持っている方が何人かおられたので、ちょっと納得。でもほんと、よくやっていました。
 報告会が若干延びてしまいましたが、子どもたちは大変よく頑張っていて、それなりに面白いマップができていました。さすがに、スケジュール内で避難マップまでたどり着くのは無理でしたが、逆に言うと、一日の(小学生の)ワークショップでそこまで目標を掲げるのはしんどいかもしれません。終了後は、控え室として利用させていただいた和室で、しばしミーティング。いつもの合同調査とはまた異なった雰囲気で、私自身は学生たちの考え方など聞かせていただいて有意義な時間でした。大半が4回生と言うことで、しっかりしているはず。
 終了後は、駅前で食事するグループと別れて京都へ。例によって伊勢丹で割引の中華総菜詰め合わせとシューマイを買って帰宅。来月には猪名川でワークショップを実現すべく、そのための調査活動のスケジュールを早めに確定しないといけません。
 ちなみに、今日の町歩きで一番気になったお店、亀岡駅前の寿司屋「はっとり」。古い店のたたずまいをそのまま残しており、ちょっとひかれました。店頭で作られている巻きずしが大変美味しそう。次回はチャレンジしてみたいと思います。

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