炭焼日記―吉野熊野の山から

『炭焼日記―吉野熊野の山から』(新宿書房、1996年)「宇江敏勝の本」シリーズの第2作です。同人誌「VIKING」に掲載されたものをまとめて1988年に『炭焼き日記』として刊行されたものに、「現在備長炭事情」を加えて新たに出版されたもの。原題の「炭焼き日記」は1963年4月発行の同人誌に掲載されています。あまりこなれていない文章がかえって新鮮で、山の暮らしの厳しさとそれを選択した著者の心情の一部が伺えます。11月12日(金)の松阪往復近鉄車内で読了。

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