ALWAYS 三丁目の夕日

-ALWAYS 三丁目の夕日-夕日町のひみつ 誕生日のご褒美に(?),朝一番で出かけてきました東宝シネマズ・二条.見てきましたALWAYS 三丁目の夕日

携帯もパソコンもTVもなかったのに,
どうしてあんなに楽しかったのだろう.


 朝ご飯を食べてからウェブで座席を見るとガラガラ.先日の「蝉しぐれ」と同様に中央の通路から前のブロックのど真ん中の席.ちなみに,390席の部屋で私の前には誰もなし.ワイド画面を独り占めしているようで,いい気分.ただ,病み上がりのためか,最初は画面が広すぎて頭がクラクラ.
 原作は西岸良平がビッグコミック・オリジナルに連載中ですが,私は連載開始当初から読んでいました(さすがにここ数年は見ていませんが).原作では鈴木オートの一平君家族を中心に物語が展開しますが,そこへ集団就職でやってくる「六さん」が「六子」さんと女性に.後は,いろんなトピックスを入れ込んでのストーリー展開.随所に「戦争はもう終わった」とか「兵隊に行ってないくせに」などという台詞を入れて,若い世代に昭和33年を説明します.とにかく特撮(古い!)がすごい!映画が始まったときは基礎部分だけであった東京タワーが,ラストシーンでは立派に完成しています.
 中身も十分に楽しめます.いろいろありますが,一番良かったのは,小雪が箱だけもらった婚約指輪を指にはめてもらった体で,それを「きれい」と眺めるシーン.ラスト近くでもこの「見えない指輪」を愛おしむシーンがあって,いやぁ,よかった.

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