昨年同様,今年も「痛快エブリデイ」の枠で米朝一門の特番が放送されました.米朝・ざこば・南光の落語と,若手の「裏芸」.こちらの方は金を払っていない分,安心して見られますね.
まずは,南光さんの「ちりとてちん」.これは,彼の持ちネタの中でも最も安心して聞けるモノの一つでしょう.登場する三人の人物設定と描写がきちんと定まっていますから,何度聞いても笑えます.
ざこばさんは,噺ではなく放談.若い頃の千日劇場での失敗談,十朱幸代さんとの交流談など,力が抜けている分,非常に面白く聞けます.自分でもこのような話しの運びが楽と感じているはず.是非,噺の方でも応用して欲しいですね.
米朝師は「犬の目」.昨年は「つる」でしたが,軽く演じる噺がとても楽しめます.結構笑ってしまいました.
新春とっておき米朝一座
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