レント,観てきました

レント 休日のMOVIX京都で,『レント』を観てきました.ここへ来たのは『たそがれ清兵衛』以来ですね,終了後も同じキリン・シティで食事.いやぁ,良かったですよ.歳のせいか,映画が始まってすぐに思い出したのが「ウェスト・サイド・ストーリー」.古いよねぇ.

「ウェスト・サイド・ストーリー」が舞台で初演されたのが1957年,映画化されたのが1961年.当時のテーマは移民社会と白人社会との相克.私の兄や姉の世代では,絶大な人気を誇った映画です.「レント」は初演が1996年,映画化が2005年.40年近い開きがありますが,アメリカ社会に生きる若者の姿と社会背景を描いている点では共通点があります.移民問題は決して解決したものではなくて,現に西海岸ではここ数日も抗議デモが行われているほどに,根深い問題=日常的な問題です.さらに加えて,アメリカ社会に生きる若者たちには,エイズ・キャリアの存在およびホモセクシュアル・バイセクシュアル,ドラッグ,ホームレスなどは日常的な光景です.その意味では,若者にとっては隣で展開される物語として親しみやすく,愛されることと思います.現に,今日の映画館もよく入っていましたよ.結構でした.何しろ,夫婦割引で一人1000円でしたから.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。