方針決定!

生きてやるぜ! 今朝からいささか憂鬱だったのです.モモタロウの口内炎はもちろんのこと,左前肢の状態がぱっとせず,昨晩の段階では「左前肢切断」もやむなし,との考え方が支配的でした.今朝も食欲はなく(モモタロウも私達も),元気もないままにそれぞれが家を出て,携帯で連絡を取りながら日が暮れていきました.最初に帰宅したのはツレアイ,遅れて私.約束通り,いつもの「あかまつ犬猫病院」へ.待つほどもなく診察室へ通されましたが,ドクターとの相談の結果,結論は「足も痛いし,口も痛いけど,ご飯を食べながら痛みを感じられる暮らし」を続けることに.決してモモタロウの身体が楽になったわけではありませんが,「幸せに生きる」ことを中心に考えようとの,ドクターと私達との考えが一致したことで,今後の治療方針が決定し,すっかり気持ちよくなったのは私達だけではないようで,モモタロウ自身も表情に不敵さが蘇った今夜です.

 10日(金)の夜に受診したのですが,その時の体重が5.8kg,その後,元気もなく食欲も今ひとつ,足の出血も断続的に続いて元気も回復しません.そんなこんなで,今夜の体重が5.3kgと大幅に減少,貧血傾向もあるということでした.ドクターもいろいろと気にかけていただいて,だいぶ他の猫ちゃんの症例も調べていただいたようです.話を聞けば聞くほど,人間との本質的な違いがあるわけではなく,納得のいくつき合い方こそ必要と感じ入って,痛みや辛さを互いに認め合いながら暮らしていこうと思ったのでした.
 今夜の処置は,デポメドールの注射,引き続き抗生剤を飲み,傷口を塗り薬で消毒することに.ちなみに,今朝の段階では左前肢の爪が浮いてしまった辛そうだったのですが,ツレアイが帰宅したときには爪ははがれていて,結果的にはモモタロウには踏ん切りがついたかのよう,夕食後の(右前肢の)爪研ぎが大層気持ちよさそうでした.写真の左前肢にご注目ください.

方針決定!」への2件のフィードバック

  1. 高橋

    モモタロウ氏、心配していました。表情が健気で、すばらしい。うちの近くの定食屋さんのマリー嬢もステロイド、抗生剤投与。でも、愛想が良い。彼ら彼女らには学ぶところが大きいですね。氏のご自愛を切に祈念します。

  2. myon 投稿作成者

     高橋様,いつもご心配いただき,ありがとうございます.我が家にあるポール型の爪研ぎ,血痕がついていていささか痛々しいのですが,それでも今朝は,前夜より遙かに元気よく爪研ぎしていました.我々もだいぶ元気をもらいました.

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